江の島への近道 湘南モノレール株式会社

夏だ!山でも海でも走っちゃえ!ゴールは浜の盆踊りde踊るサマー!

本日のコースは、湘南モノレール「西鎌倉駅」から鎌倉山を経由して、由比ヶ浜へ。夏の暑い日だからこそ、山も海も走っちゃう!ゴールは盆踊り、夏のブラーン。

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湘南モノレール西鎌倉駅を降りた、7月末の夕刻。今年の7月は、曇天に次ぐ曇天だったので、久しぶり夏の陽射しが気持ちいい。夏のラーンは水分補給を忘れずに。

モノレールのレールに沿って、大船方面へ歩き出してウォームアップ。鎌倉山の入口は「ようこそ鎌倉山」の石柱が目印。そこに見つけた、鎌倉でよく見る丸いポスト。いったいいくつあるのかな。全部を知っている人はいるのかな。

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紫陽花がまだ咲いている。一部はドライフラワーみたいに、一部は葉っぱと同じ緑がかった色に。白い紫陽花は、しばらくすると緑色に変色するような気がするのだけども、たまたまか、気のせいか。元々色がつかなかったのか。

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バス停「見晴らし」の近くにある見晴らしの良い場所は、カフェ「ル・ミリュウ」の屋外テラス。海からぶわっと吹き上がる涼風が気持ちいい。絞ったパラソルがバサバサっと青空に震える。

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道なりにしばらく行くと、喫茶マウンテン。ここも丸いポストがキャッチーだ。

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店前のT字路を曲がると右手に、長年閉館状態の棟方版画美術館がある。何年も空き家で、もったいない立派な建物だなぁとみていたのだけれど、この美術館が今、売りに出されている。どなたかいかがでしょうか。また美術館になるのかな。もう売れたかな。

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鎌倉山神社の前を行く。右手に海を見下ろして、通りを突き当たりまで行くと、山道の入り口ではないだろうか。どこまでいけるかな?もうちょっといけるかなと、ワサワサ草をかき分けながら進んでいく。

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足元で何か動いたと思ったら、大きなキリギリス。木の葉が揺れたと思ったら、リスがジャンプ。遠くでヒグラシも鳴き出した。

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湘南ジャングルを行く。脚がかゆいのは蚊のせいか、草で肌を引っ掻いたか。木陰が涼しい。人の気配がない山道へ。

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夏草のあいだからチラリと稲村ガ崎方面を望む。

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足元の木々の間に小さなオヤシロ、熊野権現社を見下ろしてすぐに、たどり着いたのが山の中の山道交差点。

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以前左手の極楽寺方面から来て、右の稲村ヶ崎へ抜けたことがあったような。なんとか位置方向感覚は持っているものだなと自身に感心。大丈夫、どこもどこかに繋がっている。今日はまっすぐ行ってみようか。

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山道の出口は知らない場所。丸い滑り止めコンクリートの急坂を、大量に踏みしめながら降りていく。膝を壊さぬように慎重にね。海はきっとこっちだと信じて、ぐんぐんと降りていく。ほーら、海が見えてきた。

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この日はやっぱり波が高かった。このままザパーンと飛び込んでしまおうには危ないか。海からの強い風で水しぶきが霧のようにまき上がる。しょっぱくてベタベタだけど、久しぶりの海で気分はいい。

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稲村ヶ崎でちょっと休んで、海沿いをゆっくりと走って行こう。夕暮れ時に涼みに来る人たちで海辺はにぎやかだ。

滑川の向こう、材木座の砂浜に盆踊りのやぐらが見えてきた。今年はいつがお祭りなのかと寄ってみたら、なんと本日これからだそう。風は強いが、踊っちゃおう。生バンド「イマジン盆踊り部」の演奏で浜の盆踊りが始まった。

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夏到来!海の家のお客さんもみんな踊り手に。今年の夏はまだまだこれからだね。今日もブラーンと夏休み。

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湘南モノレール沿線在住のブラーンランナー。アスファルトより土や浜を走るのが好き。鎌倉市の魅力的なNPOや地域活動に参加しながら、地酒のような「地ウェブ」をつくる、地ウェブアーキテクトとして活動中。報酬は美味しいごはんやお酒、困った時に助けてくれる券、空想の通貨など、未来経済に生きていく。http://future-archives.net
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