湘南モノレールはピンクリボン号の運行を通して、
乳がんについての知識の普及・乳がん検査の受診率向上に取り組む
「ピンクリボンかながわ」の活動を応援しています。

通勤・通学で毎日乗るモノレールが、
観光で訪れてたまたま乗ったモノレールが、
道を歩いていた時に頭の上を通過したモノレールが、
ピンクリボン号だったとき、乳がんについてちょっと考えてみませんか?

現在、乳がんにかかる女性は年々増えており、日本女性の12人に1人が乳がんを患うと言われています。
しかし、乳がんは早期発見・早期治療により死亡率が下げられることが分かっています。

健康な人が“いつかかるかもしれない乳がん”について真剣に考えるのは難しいかもしれません。
だけど、日常の中でピンクリボン号を見かけた時、
あなたやあなたの大切な人の身体のことを気遣うきっかけにしてもらえるよう、
ピンクリボン号は湘南の空を駆け抜けます。

乳がんの死亡率を下げるためにはマンモグラフィ検診がなにより大切です。検診受診をお勧めするためにピンクリボン運動を行っています。神奈川県庁、マリンタワー、大船観音をライトアップするなどイベントを行っています。ピンクに染まった景色は美しいと好評ですが、検診受診を促す効果は一時的です。
通勤、通学、お買い物などで毎日利用する公共交通機関モノレールにピンクリボン号が走っています。乗った方も見かけた方もかわいい装飾のピンクリボンに関心を寄せて下さいます。乳がんに全く関係のなかった方や男性の方がピンクリボンってなんだろうと思い、中のつり広告を見て、ご家族ご友人に検診を勧めて下さるなど、直接受診行動に結びついています。日常生活の中に根付いた運動となっています。
モノレールのおかげで乳がんで苦しむ人が一人でも減ることが願いです。
「ピンクリボンかながわ」代表 湘南記念病院 乳がんセンター長 土井 卓子
ピンクリボン号の様子

乳がん撲滅の願いを乗せて、 ピンクリボンかながわとのコラボで誕生した 湘南モノレール「ピンクリボン号」。
その新車両搬入から吊り上げ、組み立て、 整備、そしてデビューイベントの模様を紹介 しています。鉄道ファン必見のお宝映像も満載!

出発式の様子
オリジナルヘッドマークを手に少し緊張した面持ちの大船駅長(当時)。
このヘッドマークを装着して、大船駅よりピンクリボン号が出発します。
ピンクリボンかながわ代表の土井先生(湘南記念病院・乳がんセンター長)や鎌倉市の松尾市長もお招きし、終始和やかな雰囲気。
しょもたんもピンクのリボンをつけて応援!
大船観音寺のマスコットキャラクターのんちゃんも遊びに来てくれました。
ピンクリボンかながわについて

ピンクリボンかながわは、乳がんの早期発見・早期治療をめざして、乳がん検診の受診率向上と乳がんについての知識の普及・啓発を目的として、平成18年度から活動に取り組んでいます。
「乳がんからあなたと、あなたの大切な人を守りたい・・・」という熱い想いで行政・企業との連携を拡大し草の根運動としてピンクリボンのメッセ-ジをお伝えしています。
イベントなどでは、マンモグラフィ車の展示や検診についての説明を行い、ピンクリボンブ-スを設置し、乳房模型を使ったしこりの触診体験や正しい自己触診方法の説明を行っています。
https://www.pinkribbon-kanagawa.jp