食後は、前から行ってみたいと思っていた、ポルベニールブックストア(Porvenir Bookstore)さんへ。ちなみに、trattoria gatakigi(トラットリア ガタキージ)さんのななめ前です。
白と青を基調とした、おしゃれな外観です。窓も大きく、店内の様子がよくわかるのでとても入りやすいな、と思いました。
ロゴにもなっている、お店のマスコット・ペンギンくんがお出迎え。
湘南モノレールとのコラボイベントも開催しているこちらのお店。店主様にご挨拶すると、なんと、このコンテンツをご覧になってくださっていました!「大村さんですね」とおっしゃっていただき、びっくりでした。
床も本棚も木でできていて、あたたかみのある店内にはたくさんの本が並べられています。すぐに「消費」されて終わるのではなく、内容がしっかりしていて心に「蓄積」されるような本を中心に揃える、ことがコンセプトとなっているそうです。
たしかに、ベストセラー中心の品揃えではなく、生き方や働き方、旅や地域文化、本やことばに関する本、絵本・児童書、地元に関する本、リトルプレス、ZINEが多いと感じました。一味違うものを読みたい願望が人一倍強いわたしは、普段あまり見かけない本に囲まれて、胸が高まりました......。
絵本のコーナーには、湘南モノレールがモデルになった「モノレールのたび」も置いてありました。
椅子もあるので、気に入った本を持ってきて座って読むこともできます。自分に合った本をゆっくり探せる環境はありがたい限りです。昼下がりに、好みの本と一緒に過ごす時間......なんて贅沢なのでしょう。大人になると、こういう、心を豊かにする時間こそ大切にしなければいけない、と思います。
小説1冊と、女性写真家のドキュメンタリーを1冊、そして、おもしろおかしなリトルプレスを2冊購入しました。「帰りの電車の中でどれから読もうかな」とワクワクしながら4冊を鞄にしまいました。
お天気もよく、日没までまだ時間があったので、足を伸ばしてフラワーセンターまで行ってみました。ちょうどバラが見頃で、園内は鮮やかな花が咲き乱れていて眼福でした。
5月はかなり忙しかったのですが、この大船散策でとても癒されました。フィルムカメラと散策と食と本、わたしにとっては最強の組み合わせ。また明日から頑張ろう、と思いました。