●湘南江の島駅のルーフテラスからのダイヤモンド富士
冒頭で述べた、湘南江の島駅ルーフテラスからのダイヤモンド富士について述べておきましょう。ここからは4月と9月の上旬にダイヤモンド富士になります。かなり前ですが2003年9月9日に撮影していました(リニューアルする前)。
2018年11月に駅舎がリニューアルし、屋上部分が5階ホーム改札階ルーフテラスになりました(改札の外なのでモノレールに乗らなくても行くことができます)。ライブカメラも設置されています。訪れたのは2019年4月4日。オープンして最初のダイヤモンド富士を狙いました(前日も見えたはずですが左によっており、真ん中ではありません)。同好の士で賑わうかもしれないと思い1時間前に到着。さすがに誰もいませんでした。
それでも徐々に増えてきて、その時刻には10数名にはなりました。幸い雲がかかることなく、綺麗なダイヤモンド富士を撮ることができました(写真J)。
写真J
まだそれほど知られていないのか、狙ってきた人は限られていましたが、会社も広報活動に力を入れているようなので、次シーズン(9月8日、9日)には賑わうことでしょう。なお、ここはガラス窓が多く、それにダイヤモンド富士が写る「ミラーダイヤモンド富士」を見ることができます(写真K)。ミラーダイヤモンド富士を撮るためには、ここの場合は、真反対の方向にカメラを向けるので、この人は何を撮っているのだろうと思われてしまいますが、ダイヤモンド富士を一度で二回楽しめるミラー富士もお楽しみになってください。
写真K
●(おまけ)富士山が見えなくなった富士見町駅
私は全国の富士見地名を収集し、その富士見地名から富士山が見えるかどうかを調べています。湘南モノレールの富士見町駅は、実際に富士山が見える駅でした。ホームの端(湘南町屋駅側)わずかの部分から富士山が望めたのです(写真H1)。
写真H-1 富士見町駅 1997年1月撮影
ピンポイントの場所で見えるという点でも貴重でした。現地で駅員さんを含め、何人かの方にうかがいましたが、ご存じの方はいらっしゃいませんでした。今はその間にビルが建ってしまい、残念ながら富士見えず駅になってしまいました(写真H2)。そのことを含め、「ジェットコースター」のような湘南モノレールは富士見についても話題がつきません。
写真H-2 富士見町駅(現在)