湿生植物区を抜けてさらに奥へ進むと、ボコボコと穴のあいた壁が出現します。
壁の穴から向こう側を覗いてみると、神秘的なオーラを放つ池が見えました。この池は「川名大池」といって、カワセミも飛来する場所らしいです。なるほど、この壁は野鳥観察用なのですね。
さて、再び片瀬山駅方面へと向かいます。散策路の途中の森の中で、リスに遭遇しました!画面中央、木の幹に灰色のリスがいるのがわかりますか?しっぽがモコモコしていてぬいぐるみのようです。写真だと小さくみえますが、実際は「結構大きい」印象でした。移動するときも、カサコソ、というよりはガサゴソ、とそれなりの質量を感じさせる音をたてていました。
散策路を歩いているとき、ずっと「ガァ、ガァ」と、鼻の詰まった犬の鳴き声のような音がしていて......何かな?と思っていました。聞き耳をたててみると、どうやらその変な音は頭上から聞こえてくるとわかりました。目を凝らしてみると......そこにいたのはなんとリスでした。
リスってこんな声で鳴くのですね!愛らしい外見とは似つかわしくない超絶ブサイク(失礼)な鳴き声に、だいぶショックを受けました。思わず写真も邪悪な雰囲気になってしまいましたヨ。
新林公園を出て、15分くらい歩くと、赤いロゴが特徴の「PINY(パイニイ)片瀬山本店」さんがあります。パイニイさんは老舗ベーカリーで、カフェレストランも併設されています。
パイニイさんは、本当に小さい頃からお邪魔していて、振り返ってみると30年くらいはお世話になっているのではないかと思います。祖母の家にやってきて、 食事に行こう、パンを買おう、というとき必ず伺うのがパイニイさんでした。
なつかしい!
久しぶりに伺いましたが、外も中も変わっていなくて、なんだか懐かしく、嬉しい気持ちがこみ上げてきて、泣きそうになってしまいました。
店内は焼きたてパンの幸せな香りでいっぱいです。春らしい商品もたくさん並んでいます。さくらあんぱん、美味しそう......。
春いちごのデニッシュも、いちごの鮮やかな赤色に食欲をそそられます。
つづく