本日のコースは、湘南モノレール湘南江の島駅から江の島外周を行く「岩」推しコース。朝ごはんをいただいて、江の島に渡ったら、気の赴くままに午前中をラーンと過ごす。この前来た時には早朝過ぎて、立ち寄れなかったポイントも今回は行ってみよう。お昼までに周ってしまおうか。
島と水族館の間の港は、普段使いの直売所
湘南モノレールを降りると、新しい「湘南江の島駅」が絶賛工事中。テナント部分はまだ内装工事中で、数ヶ月後にはオープンとのこと。どんなお店が入るのか楽しみだ。先日は始発前の夜明け前に間違って来ちゃったけれど、今日は大丈夫。朝9時を過ぎたところ。さぁ、駅から江の島へスタートだ。
ピッカピカの新駅工事中
みやげ通りをゆっくりと流していくと、「江の島に行く?」「えのすい(新江ノ島水族館)に行く?」と、観光のみなさんは、二択で楽しい一日を始められるようだ。いいねぇ。今日は天気もいいし、周りのワクワクな雰囲気も強く感じて、僕もワクワクしてきた!うーん、どこへ行こう。迷ったら、あいだをとって、まずは、江の島と"えのすい"の間へ行こうか。
片瀬漁港直売所
島と水族館のあいだにある片瀬漁港直売所をちょっとのぞき見。土曜日以外のほぼ毎日、9時頃からお魚がなくなるまでの1〜2時間、漁師さんたちが販売している。今日はいい型のイナダがいっぱいだ。数匹のイナダをニョキッと背中にしょって走るのを想像したけど、想像だけして今日はやめておこうか。朝9時までにここへ走って来た日なら、帰りは湘南モノレールで、大船にもよって朝市買い物周遊コースもおすすめだ。
今日はイナダを背負って走る?
朝食で起きたシアワセ事件
美味しそうな魚を見たらお腹がすいてきた。まだ走っていないけどね。腹ごしらえは大事。近くのこだわり食材を美味しくいただける「江ノ島小屋」へ欲求のままに寄ってみよう。8時から10時半まで朝食を出している。いただいたのは煮汁卵かけご飯。
ここで、嬉しい事件が起きました。
なんと黄味が双子ちゃん!小さな幸せ!美味しい!今日はいい日だったね!まだ何もしてないけどさ!隣のテーブルのコ達が言った。「美味しい朝食って大事だよね」、うん。
江の島までの弁天橋は歩くとちょっと長い橋。およそ400m。これは湘南モノレールの一駅分くらいありそうだ。誰かが言った。島までモノレールが伸びちゃえばいいのになぁって。ホントそう。まだ伸びてないみたいだから今日は走ろうか。長い橋を走るとね、ちょっとだけ短く感じるんだよ。
今日はラッキー卵で大丈夫だと思うのだ
橋を渡ったら左手へ。前来た時には入れなかった場所へ。季節にも天候にも時間にもよる、岩場の方へ。祈る気分で。潮が引いている時間だけ、岩場に出られるようになる、とは限らない。気候・季節にもよるからね。だいたい五分五分。どうだろう。
そわそわと、正面の岩場を目指す。大丈夫そうかな
やっぱり今日はいい日でした。ようこそ岩の塊アイランド
今日は大丈夫な具合!常連さんぽい人達がいること、足元が滑らないくらいに乾燥していること、それが最低条件。誰もいないザッパンビチョビチョツルツルな岩場を一人で行くのは危ないからね。
江の島は全体が岩の塊だと再認。海風が心地いい
岩を見上げた後は、その岩の上を目指そう
少し来た道を戻り、海猫食堂こと、文佐食堂のあたりから路地に入る。偶然見つけた避難順路のとおりに、階段を早足で登って行く。すれ違う観光客が「階段が多くて大変だね」と。僕は一応運動を兼ねてブラーンとしているので、「階段が多いのも楽しいね」と。この島は大きな岩の塊。登ったり下りたり、足元の巨大岩の島を楽しもう。
もう海と岩で胸がいっぱい。おなかもいっぱい
岩屋への道の途中。ここからも岩場へ降りることができる
登ったり下りたり、下りたり登ったり。繰り返した先にあるのが、波が作り出した洞窟「岩屋」。途中でロウソクを渡される。うん、ロウソクを持ってはさすがに走れない。
岩の番人さんからローソクをもらい、波がつくりだした洞窟の中へ
岩屋の奥から怪獣の声がどこからか。ここにいたか!龍神様。今日のコースからの龍神様は岩の神様にしか見えない。ロウソクを返す職員さんも岩の番人さん。そう、ここは岩のイワイワアイランド。
イワイワアイランドの奥でガオオおお
帰りがけの見晴亭。「江の島サイダーを。いや、ビールの方をいただけますか。」まだ昼前だけどね。走っている途中だけどね。まぁいいや。今日の午後もきっといい午後になるはずだ。ブラーンと行こうよ。双子の黄味と足元の岩に乾杯。さてと、午後はどこへブラーンとしようか。