鎌倉中央公園は想像していたよりも自然をダイレクトに感じられる場所でした。そして、地元の方や子どもたちにとっても重要な役割を果たしていると知りました。
そんな公園を堪能したあとは「梶原口」から園外へ。
実は、鎌倉中央公園のあと、どこに行こうか全く決めていませんでした。ただ、ノープランなままに歩いていくのもプチ旅の醍醐味です。
鎌倉中央公園を出てすぐのところに「銭洗弁財天はこちら」と書いてある立て看板を見つけ、面白そうだなと思ったのでそちらの方向に歩いていくことにしました。
道端のあらゆる場所に紫陽花が咲いていました。いまにも雨が降りそうな天気だったのですが、わたしはどんよりした紫陽花が好きなので、写真を撮るにはちょうど良いなと思いました。
しばらく歩いていくと「葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)」にたどり着きました。葛原岡神社は後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)卿を祀る神社とのこと。
ここまでの道にはほとんど誰もいなかったのに、社務所周辺には人がたくさんいてビックリ。観光地なんだな、と思いました。
こちらの神社は、縁結びの名所なのだそうです。ハート形の絵馬を奉納される方がたくさんいらっしゃいました。全体的に女性の参拝者が多いと感じたのですが、みなさん良縁ゲットが目的なのかしら。恋している人って、なんとなくパワーがみなぎっているように感じます。
雰囲気の良い境内。紫陽花をバックに佇む石灯籠が素敵。
亀さん揃って甲羅干し中。
気がつけば結構な高台に来ていたようで......。休憩スペースからの見晴らしは最高。おじさまがぼんやりと景色を眺めていました。
道をブラブラ歩いていると、急に晴れて、暑くなってきました。木漏れ日が降り注ぐ光景を目の前にして「もうすぐ夏がくるな」と思いました。
つづく