強羅駅からは箱根登山ケーブルカーだ。
面白レール第4弾はケーブルカー。
さらに山を登っていく。
強羅駅から出発
ケーブルカーという乗りものは日本全国にあるが、ここが珍しいのは、途中に駅があること。それがどうして珍しいかというと、ケーブルカーというのは上りと下りの車両が1本のワイヤーで繋がっており、連動して動く仕組みになっている。
なので途中駅を作る場合、片方の車両が停まるともう片方も停まってしまう。ちょうど両方がすれ違う中央地点を除き、上り線か下り線の一方に駅を作ると、もう片方にも駅を作るか、そうでなければ何にもない位置で動き出すまでじっと待たせないといけないのである。
箱根登山ケーブルカーは、そんななか公園下、公園上、中強羅、上強羅と4つもの駅を作ってしまった。
ケーブルカーなのに駅がいっぱい
つまり上り線が公園下に停車するときは、下り線は上強羅に、上り線が公園上に停車するときは、下り戦は中強羅に停まるわけだ。
そんなに駅いる? と思ってしまうが、このあたりは別荘が建ち並んでいて、どこで停まっても利用する人はいそうだった。
途中駅に停まる
途中で4回も停車するケーブルカーの旅は、約10分。ちょっと珍しい体験だった。
中間ですれ違うケーブルカーならではの眺め