湘南深沢駅前のセブンイレブン近くにたたずむグレーの箱。一見、物置にしか見えないこの箱の正体は...
写真右のコレ。
地元ではひそかにファンも多い「野菜の無人販売所」。日中は売り場を覗き込んでいるお客さんの姿もよくみかけます。
いかにも新鮮!な野菜が勢揃い。
ここの野菜は、いつ誰が運んでくるんだろう?
気になってセブンイレブンのレジにいた女性の方に聞いてみたら、彼女がレジに立つ朝9時には、たいてい野菜は揃っているとのこと。
品物だけでなく情報まで揃っているセブンイレブン。
では、朝早めに来て待ってみようかなと考えていたある日、箱の近くに「新米あります、ご希望の方はお電話で...」と書いてあるチラシを発見。
というわけで、連絡してお会いする約束をとりつけました。待ち合わせはもちろん箱の前です。約束の時間に向かうと、すでにそこには白い軽トラが。降り立ったのは、日焼けした笑顔の素敵な市内在住の小団扇(こうちわ)さん。
本日のラインナップ。
この日の野菜は、小松菜、ホウレンソウ、長ネギ、ジャガイモなど、約10種類。新鮮でイキイキしたこれらの野菜は、どれも小団扇さんの畑から運ばれてきたものです。販売はきまぐれペースかと思いきや、土日も含めほぼ毎日。セブンイレブンのレジの女性の証言通り、だいたい朝の9時までには並べておくのだそうです。
一度お伺いしてみたかったのが、売れた野菜と料金箱に入っている金額はあっているのかどうかということ。そうであってほしいな、と、ドキドキしながら答えを待つと...「売上に響くほどの誤差はありません」とのことでした。うーん、なるほど。でも、こうした無人販売が商売として成立する社会って、実はスゴイことだと思いませんか?
小団扇さん、色々とお話を聞かせいただき、ありがとうございました。これからも美味しい野菜を楽しみにしています!
お別れ後に、数点の野菜を購入。誰にともなくアピールするために、チャリーンチャリーン!と大きな音が響くように小銭を入れてきました。
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