湘南町屋駅からわずか徒歩12分。
住宅地に隣接しながら、一歩足を踏み入れると里山の別世界が広がります。広い空を眺めに来ませんか?
<2017年半夏生の様子>------
鎌倉中央公園の湿生花園では、もうすぐ「半夏生(はんげしょう)-カタシログサ」が見頃を迎えます!
名前の由来は、半夏生(夏至から11日目、今年は7月2日がそれにあたります)の頃に花を咲かせることから。他にも、葉の片面だけがお化粧をしたように白くなる様子「半化粧」からきている、という説もあります。
▼ペンキを塗ったかのような真っ白さ。細長いものが花のつぼみ。もうすぐ開花かな?
▼湿生花園の半夏生は栃木県からやってきたそうです。公園内「ししいし」のあたりに生えている半夏生は、野生のものだそうです。
▼取材に行った日は、梅雨の合間のいい天気!絶好の「鎌倉中央公園日和
▼ししいし。名前の由来はイノシシに似ているから、とのこ
▼ししいしの裏には野生の半夏生が。
自然な状態で生えているので、葉っぱも虫に食われていたりと少々ワイルドな姿。でも、美しさにかわりはありません。触ってみたら、白い葉と緑の葉の触り心地がなんとなく違うような?気のせいでしょうか。ドクダミ科なので、傷をつけると独特のにおいがするそうです。この場所以外にも、野生の半夏生は数か所で見られるとのこと。公園内を散策しながら探してみてくださいね。
ハッとするような真っ白さが緑に映えてとても涼しげです。この白色に誘われてきたのか、モンシロチョウが周囲をたくさんとんでいたのが印象的でした。
このシーズン、お見逃しなく!
ちなみに、白くなった葉は、花の終わりとともに再び緑色になるそうですよ。