湘南モノレール株式会社は、シナネンサイクル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 正人)、株式会社リビエラリゾート(グループ本社:東京都港区、代表取締役社長:小林 昭雄)と、年間3,700万人を超える観光客が訪れる神奈川県鎌倉市・逗子市・藤沢市(以下「湘南エリア」)において、ICTを活用したシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」の運営に向けた協業に合意いたしましたのでお知らせいたします。
湘南エリアは年間3,700万人を超える観光客数を有する一方で、自動車及び鉄道においては著しい交通混雑が発生しています。こうした湘南エリアの抱える交通渋滞やオーバーツーリズム等の社会問題の解消、地域住民及び観光客の移動における利便性向上、湘南エリアの周遊や分散を目的に、東京都を中心にボーダレスな事業展開を進め、既に神奈川県内の川崎市、横浜市において約170か所、500台のシェアサイクル運営実績をもつシナネンサイクル、鎌倉市大船と藤沢市江の島を繋ぐ鉄道事業者である湘南モノレール、そしてマリーナ、レストラン、リゾートマンション、ブライダルなどの施設を備えた複合リゾート事業者であるリビエラリゾートが協業することで電車や自動車などの一次交通と神社仏閣など目的地までの移動をシームレスに連携させるMaaSの観点から湘南エリアの諸課題の解決に資するものと判断いたしました。
本協業においてはシナネンサイクルが主体となり、4月15日より自転車の貸出/返却ができるステーションを湘南モノレールの駅、複合リゾート施設のリビエラ逗子マリーナ、そして参拝の交通手段として鎌倉市の明王院などに設置し50台でサービスを始めます。またコンビニエンスストアのセブン‐イレブン店舗や、神社仏閣、地元企業、商店街等、多くの関係者を巻き込み、2019年度中に100カ所300台まで規模を拡大するとともに、適切な利用を促進していきます。なお、本サービスは、OpenStreet株式会社が提供する自転車シェアリングシステム「HELLOHELLO CYCLING」を活用して行います。
詳しくはニュースリリースをご参照ください。【湘南モノレールニュースリリース】シェアサイクルサービス『HELLO CYCLING』協業に関するお知らせ.pdf