江の島への近道 湘南モノレール株式会社

湘南町屋駅からヤトヤトしながら、北鎌倉へ

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本日のコースは湘南モノレール湘南町屋駅からスタート。まずは鎌倉中央公園へ。公園の梶原口から出て自然道経由で山崎地区へ。谷戸(ヤト)や小道を気の向くままに北鎌倉へと抜けたなら、昼食も美味しくいただいて、お散歩まじりの2時間弱をブラーンと行こう。

machiya01.jpg写真右奥の坂を行くと鎌倉中央公園・北鎌倉方面

湘南町屋駅を降りて、最寄りの信号「町屋駅前」交差点から坂を上がる。登りは基本歩こう。しばらくつづく高台の住宅地。中央5番通りをまっすぐに、ゆるりと半キロくらいだろうか。左手を気にしながら走っていると、ちらっと森のアタマが見えてくる。「大きそうな公園だなぁ、行ってみようかな」とグイグイ惹かれるはず。それが目印。いつだって気になる方に向かえばいい。最初に目指すは、鎌倉中央公園。

machiya02.jpg住宅地の中央5番通りをまっすぐに。ちらっと森が見えてくる

鎌倉中央公園は地域の人たちでつくる自然公園

中央公園の寺分口から入っていくと、谷を見下ろすような大きな鉢のふちにいるのだと気づく。高低差が大きめの公園の中へぐんぐん下っていこう。自然形状を活かした公園では、足取りがどんどん軽くなる。アスファルトよりふかふかだと足元は嬉しくなるみたい。この感覚は子どもが無邪気に走り回るのとほとんど同じで、楽しいから、気持ちいいから、ついつい走り出しちゃうんだ。

machiya03.jpgこの日は春のころあいでしたが、いつだって見頃です

鎌倉には自然の浸食によってできる山と谷の地形状、「谷戸(ヤト)」が多くある。「谷」がついた地名も多い。どれだけの谷戸があるのだろう。「そうだ、今日はヤトヤトしよう」と走りながら頭の中で「ヤトヤトヤトヤト」とリフレインが始まった。こういう時は何も考えないのが正解。谷戸をヤトヤト行こう。

谷戸に沿って、知らない道をヤトヤト走る

公園梶原口の階段を登り切って一息。すぐ左手に、「こっちにも行ってみないか?」と、誘惑の登山口。行き止まりだったら戻って来ればいい。公園外周の自然道に初めて踏み出そう。

machiya04.jpg写真(左):右奥へ切り替えし。鎌倉中央公園の外周をいく自然道へ

暖かくなって、あちこちで鳥が歌い始めた春の山を走る。左手に中央公園を、右手に谷戸を見下ろすように、尾根をゆっくりと行く。高低差はほとんどなくて走りよい。若い緑がまぶしい。いい季節だぁ。と、いつの季節でも思えるのは、カラダにもいいことなはず。

自然道を抜けて住宅街を見下ろす谷の上に出た。そんなに登ったかなぁ。スタートの湘南町屋駅からここまで、高低差感覚はちょっとおかしなことになっているかも知れない。急な下り坂や階段は膝を痛めないように、あわてずにおりていく。まち全体が谷戸となっているこの辺り。このまま北鎌倉へ、知らない道をあえて選びながら抜けていこう。

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machiya06.jpg北鎌倉へは山崎小学校の断崖脇から。屋根越しの北鎌倉の谷戸へ

北鎌倉駅前へと抜けたのが14時過ぎ。まだランチを食べていなかったので、久しぶりに寄ってみたのが「新とみ(しんとみ)」さん。寿司屋であり中華そば屋であり。戦時中に米を握れないときに始めたという中華そば。一旦走っていたことは忘れて、いただきます。ゆっくり走るなら食べた後も以外と走れるのだもの。

machiya07.jpg今日はのり巻きとラーメンと

ここから鎌倉駅までは走れば30分もかからない。帰りはお魚買って帰ろうか。お参りもしていこうか。走るけど食べる、買いものしながら走る、ひとつのことに集中しすぎないくらいでちょうどいい。山も町も魅惑だらけだから、ルートもペースも気の向くままにね。次回は西鎌倉駅から七里ヶ浜へラーンしよう。

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二藤部知哉
湘南モノレール沿線在住のブラーンランナー。アスファルトより土や浜を走るのが好き。鎌倉市の魅力的なNPOや地域活動に参加しながら、地酒のような「地ウェブ」をつくる、地ウェブアーキテクトとして活動中。報酬は美味しいごはんやお酒、困った時に助けてくれる券、空想の通貨など、未来経済に生きていく。http://future-archives.net
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