江の島への近道 湘南モノレール株式会社

【mission 4】-大船編- Sカーブだよ人生は

さて横須賀線とのオーバークロスを超えて、大船の街に戻ってまいりました。とは言っても大船〜富士見町は900メートルあまりです。あっちも撮りたい、こっちも撮りたい!と思っているとスイスイ歩けます。素晴らしいことです。撮影はいつも歩きやすい靴で出かけましょう。きっとお気に入りの写真が撮れるはずです。さて、前回大船を出たあたりで列車が右に左にと...書きましたが、線路は大きくSの字を描くようにカーブしているのです。これを我々鉄ちゃんは「Sカーブ」と呼んでおります。

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ちなみに、このような場所で撮りたがるのはどうも日本人の好みに合うようで、海外に撮影に行ってもSカーブには日本人ばかり...の時もあります。大船の街を横断する「Sカーブ」に列車が差し掛かると、車体をくねらせて走ってゆく姿がみられます。

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どこかで見たようなカーブだと思ったら、大船駅スタンプのデザインの場所と同じでした。さすがSカーブのパワーです!

湘南モノレールの車体は一両あたり約13メートルの設計となっています。山手線などの通勤電車は一両あたり20メートルですから、短いです。その分小回りが利きますから、急なカーブも楽に曲がることができるのです。湘南モノレールが「ジェットコースター」と言われる要因はこういう構造に原因あるのですね!

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駅前通りから、さらに一本細い道へと入って行きます。頭上注意です。この注意書きも無機質でなんとなく鉄道と調和しています。ここも湘南モノレールらしい光景といえるでしょう。カメラのレンズをワイドに切り替えて、改めて地上の高さから見あげてみると空中を走るモノレールはどこか非現実的なイメージとなります。素直に憧れを感じます。細い道を終点までゆくと、今までよりも、より空がすっきりと見えてきました。気持ちの良い湘南の空です。スカッとした色をしています。

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まるで白い巨塔。そびえ立つ青空と白い橋脚はいつまで見ても飽きません。直線も捨て難いですが、しなやかに弧を描く曲線は写真に躍動感を与えてくれます。また同時に曲線は優雅さや美しさを連想させます。モノレールの格好よさはここにあるように思います。反対に直線は画面に力強さを与えたいときに選ぶことが多いです。少しの違いで写真の印象はとても変わるのですね。

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ここからはちょっとした遊び心でパチパチ撮影です!

一見すると普通の写真ですが、よく見ると左右逆転しています。実は道路のカーブミラーを利用して撮影しています。ミラーが丸い分だけ、さらに曲がって見えますね!

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太陽の位置が低くなってきました。影もどんどんと伸びてゆきます。そこでモノレールの影に注目して撮影です。まるで建物の壁がスクリーンのように影を映し出しました。色々なものに興味をもってトライしてみましょう!

さて大船編だけで4回となってしましたが、次回はモノレールに乗って別の駅へ行ってみましょう。さてどんな写真が撮れるのか!まだまだ「ジェットでGO!GO!!」は続きます!!

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遠藤真人
鉄道写真家 1989年生まれ 日本大学芸術学部卒業
日本写真学会 会員 EIZO ColorEdge Ambassador

幼少期から鉄道に魅了され、カメラマンの道を目指す。近年は撮影のみならず、カメラメーカーや鉄道会社とのタイアップ企画を行う。また、イベント・メディア出演・写真教室講師を務めるなど活動は多岐にわたる。
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