古都、鎌倉で武士体験しませんか?湘南モノレール広報課による体験学習見学レポート
「鎌倉もののふによる武士体験」
はじめに
左から、鎌倉もののふの隊将、鎌倉智士さん、副将の笠井千絵さん、まちこさん、阿僧祇(あそうじ)さん。時には笑い声もあがったりして、和やかな雰囲気。
武士の時代は、11歳で元服すると、男女ともに烏帽子(えぼし)を被って頭を隠すのがルール。髪の毛を切ると縁起が悪いとされていたので、女子だけでなく男子も長髪が多く、それをひとつに結んで烏帽子の中に収めていたそうです。
装束体験
着用するのは、平安・鎌倉時代の鎧。戦国時代の鎧とはどこが違うのか、についても説明を受けつつ…。
着付けに慣れたもののふたちが、鎧着用をお手伝い。服の上からさっと着ることが出来るので、あっという間でした。
(刀ブース)刀の種類や、その取扱い方を学ぶブース。説明を受けたら、実際に刀を手にして刀体験。キメのコツを教えてもらって、みんなはじめてとは思えないほど様(さま)になる構え!
(弓矢ブース)身近な木材や道具を使用して作った弓を使って、弓矢体験。中にはズバリ命中した子も!何回かチャレンジしてコツをつかむのが秘訣のようです。
(盤すごろく&琴ブース)平安時代に大ブームを巻き起こした「盤すごろく」や「平安琴」の体験ブース。この日、盤すごろくはかなりの盛り上がり。夢中にさせられるのは昔も今も変わらない?!
ディスカッション&ワークショップ(鎧のパーツづくり)
本日のお題は「鎌倉幕府って何?」「一所懸命って何?」「武士と侍の違いは?」の3つ。補助教材を参考に各自ワークシートに記入後、ディスカッション。
『鎌倉遠足』は、鎌倉のどこに武士の足跡があるのか、をテーマに作られたガイドブック。大人がみても面白い!
平安・鎌倉時代の鎧のパーツ「小札(こざね)」を作るためのキット。この小札づくりの体験を通して「ひとつひとつ丁寧に作った小札をさらにつなぎあわせていくことで鎧が完成する」ということを実感することもねらいのひとつのようです。
コツをつかめば意外とカンタン?それとも苦戦?作った小札は記念にお持ち帰り。